dentsu BX|dentsu Japanのビジネストランスフォーメーション

INSIGHT

記事・レポート

この記事に関連するリーダー/エキスパート

2年越しの再挑戦でGNUSへ。AIで仲間を支え、組織を活性化するPMの今

当社のカルチャーとプロフェッショナリズムを体現する人物に迫る連載。今回は、新規プロダクトの構想から開発主導までを一気通貫で担い、現在は「AI組織のリーダー」としてメンバーのAI駆動化を推進する光岡さんにインタビューしました。
2023年に一度はご縁がなかったGNUSに、2年越しで再挑戦してジョイン。その選択の裏側と、入社後に挑む“AI時代のプロダクトづくり”を伺いました。

今の役割:デリバリーと、組織づくりと、AI

— 今、どんなことをされていますか?

「大きく3つです。1つ目は、案件を受注するための提案PM。デリバリーを見据えて、どんな見積もりにすべきかを考えながら提案しに行く役割ですね。2つ目は、新規プロダクト開発の案件が立ったら、そこに入って推進してデリバリーしきる役割。3つ目が組織面で、PM・プロダクトマネージャー方面の採用や、採用プロセスの最適化、育成です」
そこに横串で入っているのが、AIだと言います。比重は案件状況によって変わるそうですが、「プロダクトを作る」と「組織をつくる」、その両方に同時に向き合っているのが光岡さんのいまの立ち位置です。

2年越しの再トライ:「迷ったら、ボタンを押せばいい」

光岡さんがGNUSと最初に出会ったのは2023年。当時は複数回の面接まで進んだものの、ご縁はなかった。

—一度ご縁がなかったとき、率直にどう受け止めましたか?

「“採用計画が変わったので”という趣旨の返事だった記憶があって。当時はビジネスも開発もどちらもわかる最上流のPMを求めていた時代で、そこに自分がはまっていなかったというのは、少なからずあった気がします。だから、率直に“そうなんだ”という受け止めでしたね」
その後、光岡さんは観光領域のSaaSスタートアップへ。ところが、そこで“モヤモヤ”が生まれます。
「新しいプロダクトを1から作るぞ、という仕事を任されるわけではなく、プロダクトの意思決定はCEOがグリップしている。悪い意味で手が空く日が多かったんです。忙しさのストレスはよく聞きますが、暇すぎることのストレスに、そのとき初めて気づきました」
場所を変えたい——そう思ったときに思い出したのが、GNUSでした。
「ポジションが空いているなら、行けるんじゃないかと。GNUSにはずっと興味があったので。」
そして、こう続けます。
「応募って、してもそんなに損することはないんですよ。迷ったら、とりあえずボタンを押せばいい。やってから考えたほうが早い。机の上で悶々としていても、わからないままなので」

入社後の挑戦:構想から開発主導まで、一気通貫で担う面白さと難しさ

入社後に光岡さんが担ったのは、大規模会員サービス向けの教育系プラットフォーム開発。構想・企画・要件定義から、開発の主導まで——上流から下流までを一気通貫で担うプロジェクトでした。
ここで効いたのが、これまでのキャリアだと言います。大手事業会社で学習サービスのPdMとして培ったUX・カスタマージャーニー設計の感覚。そして大手SIerで、エンタープライズ向けの“カチッとした”開発をやり抜いた経験。
「学習アプリを作るときのUX、あるべきUIを考えるところから、要件定義して、決まったものの開発を推進するところまで。前者の経験も後者の経験も、フル活用しました」

— クライアントワークで”プロダクトのオーナーシップを持つ”とは、具体的にどういう動き方ですか?

「オーナーシップって、言い換えれば“圧倒的当事者意識”だと思うんです。でも、他人が欲しいものをそのまま作る、では持てない。マインド的に無理なんですよ。だから、クライアントの世界観の中に深く入り込む。ユーザーが日常でどう使うのかまで体感して、“このプロダクトはこうあるべきだ”と言えるようになる。せめてそれくらいまで入り込まないと、本当のデリバリーはできないと思っています」
一気通貫で担う面白さは、「構想から関われる=自分の意思で決めていけること」。一方で難しさは、交渉にあると言います。
「クライアントにも当然、強いご要望やこだわりがあります。それが想定外のタイミングで表れることもある。でも予算も期間も決まっている。その中で、現実的なラインに着地させていく。スコープを収めにいく交渉は、開発に入る直前がいちばん難しかったですね」

AI組織のリーダーとして:「場数」を増やす仕組みづくり

現在、光岡さんが担うもう一つの軸が”AI組織のリーダー”。メンバーのAI駆動化を進める役割です。

— AI組織のリーダーとして、いま何に取り組んでいますか?

「いちばん大きいのは、AIの活用が回るように仕組みをつくり、人を巻き込むこと。そして、できたものがナレッジとしてストックされ、共有される状態をつくることです。毎週やっている“AI活用ラボ”もその一つ。触ったことのない人がサポートされ、できる人は人を巻き込んででも一緒にやる。結果的に、使える人が増えていく」
その根っこにあるのは、AIへのこんな捉え方です。
「AIって、やってみないとわからないんですよ。同じ指示でも、モデルや条件で出てくるものが変わる。やってみないとわからないことしかない。だったら、打席に立つ回数を増やすしかない。野球と同じで、場数を踏むしかないんです。だから、一人ひとりの“場数”をできるだけ引き上げるための取り組みなのかな、と」
手応えを感じているのは、個別最適な“相談会”を続けてきたこと。「一週間で効く話じゃなくて、習慣化されていくものだと思う」と光岡さん。
そして、これからの進化として「AIとの距離感」を挙げます。
「AIに頼りすぎると、それっぽい答えに引っ張られて、かえって質が下がることもある。クライアントとの対話の温度感みたいに、人がやるべきところもある。どこで使い、どこで使わないか。その見極めは、自分も含めて磨いていきたい。」

人となり:負けず嫌いの原点と、“プロダクト愛”の正体

光岡さんは、大学時代に気象予報士の資格を取得しています。いまの仕事とは直接つながらない経歴ですが、その原点は中学2年生にありました。
「理科で天気予報の分野だけがどうしてもわからなくて、悔しくて。“じゃあ資格を取ってやろう”と思ったのがきっかけです。大学で取るまで、4回落ちましたけど」
負けず嫌いで、少し完璧主義。「クライアントへの説明の仕方にすごく気を遣いがちなのも、どこかでつながっているかもしれない」と笑います。
そんな光岡さんが”一番楽しい”と語るのは、意外にもAIそのものではありませんでした。
「正直に言うと、プロダクトのことを考えているときが一番楽しい。AIはあくまで手段なんです。イケてるプロダクト、クライアントに“これスゲー”と驚かれる体験をつくれたほうが嬉しい。そのためにAIが使えるなら徹底的に使うけど、使わないほうが早いなら使わなくていい。優先順位は、そういう感じですね」
この“プロダクト愛”の原点は、大手事業会社で自社プロダクトづくりに出会った頃にあると言います。
「ユーザーをよくしたいと本気で思える人たちが集まって、毎日が文化祭みたいにワイワイ盛り上がっている環境がすごく良くて。ああいう場をまた作りたい、という気持ちはありますね」

求める人物像:何かの“オタク”であること

— いま、どんな人と一緒に働きたいですか?

「超理想は、“尊敬するプロダクト・愛してやまないプロダクトは何か”を、その理由まで楽しく語れる人。あとは、何かの“オタク”であること。AIにめちゃくちゃ詳しいでもいいし、テクノロジーのある一点だけは世界トップレベル、みたいな人でもいい。何かに突き抜けている人がいいなと思うんです」
GNUSで待っている面白さは、”クライアントワークなのに、オフィスの中は文化祭”だと言います。
「隣から“AIでこの機能を追加した”とか“このLLMモデルが出た”という会話が聞こえてくる。それをみんなで面白がっている。純粋に面白いなと思いますね」
一方で、立ちはだかる壁も正直に語ってくれました。
「スピード感を大切にしている分、細部の整理が追いつかない場面も正直あります。だからこそ、それさえも”自分が整えてやるぞ”と楽しめる人には、すごく合うと思います」

候補者へのメッセージ:”やってみなはれ”

— 一度ご縁がなかった会社に、再挑戦した人として。応募を迷っている人に、一言かけるなら?

「迷っているならとりあえずボタンを押せばいい。応募してもそんなに損することはないので。話してみたら、違う感情になることもある。机の上で悶々としていてもわからないんです。ある会社の言葉を借りるなら——“やってみなはれ”、ですね」
一度の結果は、終わりではない。場所も、タイミングも、自分自身も変わっていく。2年越しでGNUSにたどり着いた光岡さんの言葉には、その実感がにじんでいました。


GNUSでは、ビジネス変革を爆発的なスピードで実現する仲間を募集しています。
構想から開発、運用まで一気通貫で。AIを武器にしながら、最後は“イケてるプロダクト”と“人”を大切にする。そんなチームで、あなたの好きなプロダクトの話を聞かせてください。まずはカジュアル面談で、ざっくばらんにお話ししましょう。

株式会社GNUSの全ての求人一覧
採用情報|株式会社GNUS

その他の最新記事

Scroll

keyboard_arrow_right
keyboard_arrow_up