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人と組織を強くする - 不確実性時代の新常識|第6回 コロナ禍の中で強い組織をつくる鍵は「場づくり」にある

※この広告記事は、2021年3月19日「日経XTECH」で公開されたコンテンツを転載しています。

前回(第5回)のコラムでは、不確実な時代において「ジョブ型雇用」や「管理・報酬」によって組織のパフォーマンスを向上させることが難しいこと、創造性こそが企業価値を上げる鍵であり、その創造性は自律性の高い人間から生み出されることについて述べた。今回は「自律性の高い人材をどのように生かすか」という点について述べていく。

第5回:ジョブ型雇用は組織のパフォーマンスを上げられるか

自律性をパフォーマンスに結びつけるには

 自律性の高い人間は、従来の管理手法ではその特性を生かすことができない。なぜなら、自分でやりたいことを決定することが自律性であり、上司の指示をそのまま受け入れないことも多々起こり得るからだ。一見扱いづらい「自律性の高い人材」を活用するには、どうすればよいのだろうか。

 第4回のコラムで示したように1つの鍵は、個々人の課題の方向性をそろえることによって課題達成的凝集性、つまり一体感を高めることだ。組織として解決したい課題に共通性があれば、個人が自律性を発揮してやり方にばらつきがあろうとも、全体としてゴールに近づいていく。

第4回:一体感のある組織でコロナ禍を跳ね返す

 前回のコラムで示した「ジョブ型雇用」や「管理・報酬」は、ともすると手段を規定してしまうことに問題があった。課題の共通性とは、言い換えれば目的の共通性であり、その目的に至るためであれば手段の多様性は問わないことが重要である。

 もう1つの鍵は、「自律性が生きる場」を提供することだ。自律性が高い人間は、自らの自律性を抑え込まれることを嫌う。それどころか、そのような場に居続けると、本来持っていた自律性は失われていく。自律性を抑え込まない、つまりそれぞれの自律性を「許容」できる場が必要になる。


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